私の考える庭 |心を映し出すもの

自分らしさってなに?
fa3Jbdsx
みなさん 仕事をしている時。恋人や家族と過ごしている時。一人でぼんやり過ごしている時。
本当の自分ってどの自分なんでろうって考えたこと ありますよね。



自分らしさを どう表現していくか?

どこで表現するかによって、その形は変わっていくのだと 私は思います。

最近 よく考えます。

このままではいけない。何か、何が自分には足りないのかを。

表現の方法はたくさんあります。

shinbun
しかし 表現しようとすれば するほど、「みんなに 認めてもらいたい。」 

そんな自我との戦いになっていきます。

自分らしさを表現するに 「認めてもらう」ことは必要ないことだと 私は考えます。


しかし 認めてもらえないと できないこともあるのです。

そのハザマで 私は闘っています。 今。

【自我をわするる】

自己を忘れ 物と行為と時間が1つになった時 初めて形となって完成する。
自らを空んじることが出来たとき その作品は面白いように出来る。


「庭」とは、そこに住まう人たちの心だと私は思います。

「おもてなし」の心を言葉ではなく空間で表現できる素晴らしい日本の文化だと私は考えます。

造庭師の心も映し出す「庭」。
自分の技量や心の大きさ以上のことは表現できない。常に自分を見つめ直す鏡ともなる造庭。

自らの心を鍛え、欲を取り去り 美しく素晴らしい作品を作っていきたい  そう考えます。

私には成し遂げなくてはならない、大切な使命がそこにある限り・・・。

戸髙 文晴
このページのトップに戻る